こんな音楽を聴きたい方におすすめ
- テクニカルな要素が強いバンドの音楽を聴きたい方
- 時期により激しく変化する音楽性を持つバンドを聴きたい方
はじめに
Annihilatorはカナダ出身のバンドです。
分類上はスラッシュメタルになるようですが、僕個人としては必ずしもスラッシュメタルではないかなと思います。
この記事で少しでもAnnihilatorの幅広い音楽性が伝わればと思います！
超絶テクニック連発！激しく刻むギターの嵐！
彼らの音楽の特徴でまず出てくるのはテクニカルな要素でしょう。
テクニカルさを感じる曲は、だいたいスラッシュメタルを軸にしています。
一部の楽曲は近年のものをあげていますが、90年頃からかなりレベルの高い演奏していると思います。
2013年には当時の録音技術や演奏の技量をさらにまとめあげたアルバムを発表しています。
ここまでの要素を見ると王道スラッシュメタルのように感じますが、これは彼らの音楽性の一端に過ぎません。
彼らはスラッシュメタルに留まらずに本当に多種多様な音楽を発表しています。
変化する音楽性！スラッシュメタルに留まらない楽曲たち！
Annihilatorはスラッシュメタルバンドとしてデビューして、2枚目のアルバムまではたしかに王道スラッシュメタルを繰り広げていました。
以降はスラッシュメタルだけに留まらず、さまざまな音楽を展開しています。
今回の記事を書くにあたり、Annihilatorのさまざまなアルバムを聴きました。
僕個人としては、一番王道なスラッシュメタルをしているのは1stアルバムで、以降は多種多様に変化していきます。
例えば、『Set the World On Fire』はハードロック寄りの楽曲が多く、ボーカルもメロディアスで聴きやすいものが揃っています。ちなみにこのアルバムがAnnihilatorの中では一番好きです。
『Carnival Diablos』は一言でまとめてしまうと、Pantera風のヘヴィメタルです。
Panteraが好きな方はこのアルバムは気にいると思います。
これらは一例ですが、本当に幅広い音楽を展開しているのを聴くと、スラッシュメタルのバンドと一言で終わらせてしまうのは非常にもったいないと思いました。
ジャンルレスとまではいかないかもしれませんが、各メンバーが持つテクニカルな要素をうまく落とし込み、さまざまな音楽を展開するバンドだと僕は捉えています。
まとめ
スラッシュメタルバンドとして認知されているAnnihilator。
しかし、その音楽性は「スラッシュメタル」の一言で終わらせることは出来ないどこまでも広いものでした。
似たようなバンドで以前紹介したHavokがスラッシュメタルの中で幅広く音楽を展開し、スラッシュメタルの可能性を探索するバンドであれば、Annihilatorはスラッシュメタルから飛び出してにさまざまな音楽を披露するバンドです。
ぜひ彼らの音楽をチェックしてみてください！
Tips
今回の記事で出てきたアーティスト・バンドも少し紹介します！
気になったら調べてみてください！
Pantera
1981年にテキサス州ダラスで結成されたヘヴィメタルバンド。
果てしなくヘヴィなメタルサウンドが特徴的です。
高校生の時の僕は初めてこのバンドの音を聴いた時に「絶対敵わないな」と思ってしまうほど衝撃的でした。