【THE YELLOW MONKEY/バラ色の日々】バッキングギター解説

曲分析
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はじめに

2022年8月31日にTHE YELLOW MONKEYバラ色の日々の演奏動画をアップロードしました。

今年の1月にバラ色の日々のリードパートは投稿したのですが、そのときにバッキングパートにおいても色々な発見があったので今回チャレンジしました。

Fコードの押さえ方が通常とちょっと異なるという特徴があります。

そんなバラ色の日々について解説します!

全体的な難易度

ひたすらコードをじゃかじゃか弾くだけなので、めちゃくちゃ難しいということはありません。

ダイアトニックコードでないコードも出てきますが、複雑なコードは出てきません。

Fコードについて

通常のバレーコードの押さえ方ではなく、6弦をミュートした押さえ方となっています。

こうではなく…

このように押さえます。

これはTHE YELLOW MONKEYが本楽曲をライブ演奏する際に吉井さんがこのように弾いているように見えたため、今回私が弾いてみた動画を出す際も同様の弾き方を試みました。

実際にしてみたところ、コードチェンジがしやすかったです。
最近ではFコードを押さえる際、このように押さえることも多くなりました。

もしかすると6弦は親指で押さえているかもしれないのですが、今回の弾いてみた動画では6弦は押さえておりません。

本曲のEコードについて

楽曲のキーはCなので、ダイアトニックコード的に考えるとEコードはEmとなるのですが、メジャーコードが使われているところが多々あります。

ネットで調べてもサイトによってコードが違うのですが、私は

イントロ2、アウトロはEmコード、それ以外のパートはすべてEコード

と判断しました。

一番大きな理由私の耳ではそう聴こえたからです。
もう少し細かく考えると…

  • イントロ、アウトロ部分で弾いているリフにはGが含まれている
  • CメロではEに当たるコード部分でリードギターではG#の音を弾いている(43小節目など)

これらの理由により、上記のように判断しました。

イントロ1

伴奏はクリーントーンのコード弾きのみです。

コード進行はAメロ、サビと同じですが若干弾き方が変わっています。

コードの切り替え時に音が途切れないようにすることが難しいです。

このセクションのみBPMが82となっています。
また、原曲だとこのセクション終わりに向かうにつれBPMがゆったりと落ちていきますが今回はBPM82のまま終わります。

イントロ2

アウトロでも同じようなコード進行が登場するセクション。

Am→Em→F→Cを繰り返します。

後の展開と比較するとあまり特筆することはありません。

Fコードのみ4拍に16分を入れていますが、ここはなくても良いかもしれないです。

Aメロ、サビ、ギターソロ

細かく弾き方は違うものの概ね同じコード進行です。

原曲の再現性をあまり気にせずに弾くのであれば、困ることはないかと思います。

各小節1,2拍目は高音弦を弾いていないですが、ここは全部含めてじゃかじゃか弾いても良いかと思います。このようにメリハリをつけて弾いているのかと思い、採譜しました。

Bメロ

バッキングパートにおいてはここが一番難しかったです。

コードストロークがそれまでと変わるのもですが、コードの切り替えがなかなかの難易度でした。

特にC→Gm7の切り替えを音を途切れさせずに出すのが大変でした。

ギターソロ後のBメロはライブではエマさんがコードを弾いていますが、それがこのバッキングパートに当たります。

Cメロ

若干コード進行が変わりますが、特別難しいところはありません。

サビに向けてEコードを8分音符で弾き続ける部分はクレッシェンドで弾くと盛り上がりをつけられると思います。

アウトロ

イントロ2のコード進行が繰り返されます。

最後はF→Fm→Cで曲が終わります。さりげなくFmコードが入っているので注意です。

譜面で見ると複雑に見えますが、実際に弾くと割とすんなりと弾けるかと思います。

Am→Em→F→Cの繰り返しは、私が採譜した通りFだけちょっと弾き方が違うパターンだと間違えずに弾くことが大変かもしれないです…。

Cも4拍目を16分で弾いたりするミスが多発しました…。

まとめ

  • Fコードの押さえ方が特徴的!
  • Bメロが難易度高めです
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