【THE YELLOW MONKEY/バラ色の日々】リードギター解説

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はじめに

2022年1月15日にTHE YELLOW MONKEYのバラ色の日々の演奏動画をアップロードしました。

8月にはバッキングパートも投稿した本曲。

執筆者にとっては非常に思い入れのある曲で10年以上この曲を弾いてきました。
しかし、この演奏動画をアップロードするにあたり耳コピをし直したところ新たな発見が多々ありました…。

動画内でもコメントはありますが、ブログでも内容をまとめます!

全体的な難易度

ほぼ全編ギターソロを弾いているような雰囲気が続くため、難しめだと思います。

バッキングパートに伴奏を任せているからか、リードパートは割と暴れています…。
しかし、特殊な音を使っているとかはあまりないため、取り掛かりやすいとは思います。

本曲のEコードについて

楽曲のキーはCなので、ダイアトニックコード的に考えるとEコードはEmとなるのですが、メジャーコードが使われているところが多々あります。

ネットで調べてもサイトによってコードが違うのですが、私は

イントロ2、アウトロはEmコード、それ以外のパートはすべてEコード

と判断しました。

一番大きな理由は私の耳ではそう聴こえたからです。
もう少し細かく考えると…

  • イントロ、アウトロ部分で弾いているリフにはGが含まれている
  • CメロではEに当たるコード部分でリードギターではG#の音を弾いている(43小節目など)

これらの理由により、上記のように判断しました。

イントロ1

冒頭のスローテンポの部分はリードパートは何もしていないため省略しています。

イントロ2

リフが登場するセクション。
私の弾いてみた動画はこのセクションからスタートします。

リフは1弦と2弦をグリスすることが多く、意外と難しいです。

この演奏動画を弾くまで、薬指と小指で1弦と2弦を押さえていたのですが、ライブ映像を確認したところエマさんは中指と薬指を使用しているようです。

本動画でも同様に中指と薬指を使用しています。

休符をしっかりと意識し、歯切れよく演奏することがポイントかと思います。

Aメロに入る直前の流れるようなフレーズはギタリストにとって馴染のあるポジションで弾いているため、中級者以上であれば譜面に反して演奏難易度はそこまで高くないと思います。

Aメロ

ボーカルのメロディーとは別のメロディーをひたすら弾いています。

ここもギターソロっぽいですね。

特別難しいことはしていないので、他パートと比較すると難易度は低めかもしれないです。

Bメロ

ロングトーンで攻めるセクション。

38小節目などにダイアトニックコード外Fmコードが登場するので、その関係でリードパートもスケール外の音を弾いています。
その点だけ注意です。

ビブラートは主張しすぎない程度が原曲っぽさが出るかと思います。

ギターソロ後の2回目のBメロは1回目と異なりどんどん高フレットへ上昇していきます。
ギターソロ後からずっと休符が続いているため、72小節の音はしっかりと鳴らすように意識しました。

Cメロ

譜面にはシステム的な都合で記載出来なかったのですが、Cメロ入りのコードはグリスダウンで終わらせると原曲のニュアンスに近づきます。

46小節と78小節のオブリっぽいフレーズは後者の78小節の方が難しいです。

音符的に細かいところも理由の1つですが、突然高フレットまで移動してそこから畳みかけるように演奏をするのでかなり苦労しました…。

サビ

CDだと聴き取りづらかったのですが、カッティングとコードを弾いているのだと判断しました。

コードの合間にはさむ細かいフレーズが少し難しいかもしれないです。

また、2回目のサビの方が難易度が高いです。
特に101小節目のチョーキングは曲もクライマックスを迎え、歌も非常に力強く、メッセージを込めて歌っているため、それをサポートするように弾きましょう。

ギターソロ

動画内メッセージにも書きましたが、まさにロック!なソロとなっていて、ここだけでもぜひ取り組んでみて欲しいと思います。

5フレット付近の演奏で溜めてからの12フレット付近のロックギタリストがよく使うポジションで締めるパターンは弾いていてとても気持ちよかったです。

ところどころ細かい音符が出てきますが、レガートで弾くので譜面で見るインパクトほど難易度は高くないです。

Dメロ

リフをひたすら弾き続けるだけ

と言えばそれまでなのですが、リフそのものの難易度が高めなのでここはかなり苦労しました…。

後半に行くにつれて、フレーズのパターンも変わっていきますが、ここはしっかりと対応できるように練習しておくべきだと思います。

アウトロ

ここもギターソロですね。

ポジションは2弦の12フレット付近を使う方でも弾けるのでどちらなのかだいぶ迷いましたが、音のニュアンス的に1弦も使っているのかと思い、動画のような採譜としました。

最後はF→Fm→Cで曲が終わりますが、リードパート版の私の演奏動画だとここはF→F→Cとなっています。

ここはミスです。申し訳ありません…。

譜面で見ると複雑に見えますが、実際に弾くと割とすんなりと弾けるかと思います。

まとめ

  • ギターソロっぽいフレーズが非常に多く難易度は高め
  • その中でもギターソロは非常にロックで魅力的なんでぜひ弾いてみてほしい!
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