はじめに
2022年10月30日にB’zのサビ部分のみを演奏する、クイズ形式の動画の第二弾をアップロードしました。
第一回目と同じく、全編耳コピをして採譜・打ち込みをして気付いたことが多々あったため、記事にまとめます!
注意
- クイズ動画の答えを載せる形となるので、目次には曲名が載らないようにしています。
- 今回はサビのみ演奏となっているため、ここでの記載も全てサビにのみ焦点を当てた解説となります。
チューニングなど
今回演奏した曲はすべてレギュラーチューニングでした。
ベースもサビ部分についてはすべて4弦ベースで演奏出来るように聴こえます。
各曲解説
裸足の女神
サビ以外はハーモニクスやドリルによる特殊奏法(ギターソロ最後の音)がありますが、サビは取り組みやすいです。
パワーコードの全音符による演奏が大半で解説することもありません。
C#mのアルペジオからAコードまでの進行は若干難しめかもしれませんが、ゆっくりと取り組めば初心者でも演奏可能だと思います。
B'zの曲を少しでも良いので何か弾いてみたいな…
という方はこの曲のサビを弾くのが良いかもしれません。
ちなみに曲全体を弾くとなると、ギターソロが難関になると思います。
juice
パワーコードによるリフ主体の演奏。
CDではギターは2本以上入っているような雰囲気ですが、今回の演奏では2本のみ収録しています。
簡単そうに見えて意外と難しかったです。
リズムに合わせることはそこまで難しくないですが、ノリを出すのに苦労しました。
曲の勢いを出すにはダウンピッキングで弾き通すことは必須です。
リードとバッキングの大きな差はハーモニクスを出すかどうかです。
6弦3フレットから2フレットの間の3フレット寄りの部分を鳴らすところも1箇所あるので、結構シビアですね…。
YES YES YES
ギターは2本録音しています。
今回の演奏の中では、違いが一番わかりやすいですね。
奏法のポイントが多いので項目を分けて解説します。
サビ前
2/4拍子となっていて、それぞれハーモニーを弾いています。
どちらが弾きやすいとかはあまりないのですが、2拍目が半音で加工しているのでここだけ注意です。
サビは大きくクリーントーンとディストーションの2パートに分けられます。
クリーントーン
スカっぽいフレーズです。
こちらはトライアドを使っているように聴こえました。
リズムもそうですが、ミュートが大事です。
また、サビ前のフレーズが歪んだ音を出しているため、クリーンに音を変えないといけないです。
ただ、サビ頭が休符なので変える余裕はあります。
このパートもjuiceと同じくらい練習しましたね…。
それでもリズムが若干よれているところがありますが。
ディストーションギター
終始歪ませたギターによる演奏をしています。
前半4小節はルート音を弾き、後半4小節はコードトーンも演奏しているように聴こえました。
リードパートと比較すると、こちらの方が弾きやすいです。
また、#2の中では裸足の女神と同じくらいサビ部分は弾きやすいです。
サビ終わり
メロディーと似通っている部分があるため、口ずさみながら弾くことが出来ると思います。
2本あるギターともに同じフレーズを弾いています。
タブ譜だけ見て弾こうとすると苦労するかもしれませんが、CD音源を聴きながらだとそこまで難しくないと思います。
CHAMP
ギターは2本録音しています。
これもjuiceと同じく、リードとバッキングは演奏に大差はありません。
最後のピッキングハーモニクスが一番違いが分かりやすいです。
CDでは右チャンネルのギターはピッキングハーモニクスなし、左チャンネルはピッキングハーモニクスありとなっています。
このピッキングハーモニクスは1回目と2回目で右手親指を当てる箇所が違います。
この辺り、文章だけでは解説しづらいので動画出すかもしれないです…。
他にもGコードを弾く時に1弦を弾いているか、いないかといった違いもあるように私には聴こえました。
Hi
ギターは1本のみ収録。
シンコペーションが多発していて、位置も半拍前だけでなく16分単位でシンコペーションがあり、正確にリズムを刻まないといけません。
また、聴いての通りバッキングの中にオブリガートが入っているため、演奏難易度はとても高く、今回の中では一番難しいです。
オブリガートは2通りあります。
スウィープフレーズ
最初はチョップ奏法かと思ったのですが、Eコードのコードトーンをスウィープで弾いているようです。
一瞬登場するだけなのですが、しっかりと決めたいところですね。
スウィープ部分を弾くところより、その後にスライドで1弦10フレットへ下降するところの方が苦労しました。
8分裏からフレーズが始まるところが要注意です。
弦跳びフレーズ
ここの部分なのですが、おそらく原曲とは少し違うフレーズを弾いてしまっています。
演奏を終えてから原曲と聴き比べてみると明らかに違ったので…。
ただ、フレーズの方向性は間違ってはいないと思うので一応解説します。
Eのコードトーンを主体とし、ところどころに半音の移動を含めながら上昇していきます。
特に意識せずに弾くと音が途切れがちなため、ゆっくりしたテンポからしっかりと弾けているかを聴きながら練習するのが良いと思います。
まとめ
- 今回の曲の中で取り組みやすいのはYES YES YESのディストーションパート
- 逆に難しいのはHi
- juiceも簡単そうに聴こえるが意外と難しい