【Acid Black Cherry/20+∞Century Boys】ギター解説

Acid Black Cherry
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はじめに

2022年7月18日にAcid Black Cherryの20+∞Century Boysの弾いてみた動画をアップロードしました。

全パート耳コピをしたのですが、ギターのバッキングとリードパートについて、僕なりの観点で解説します!

全体的な難易度

BPMが170と早いため、これによって難易度が上がっています
また、シンコペーションが多用されているので、しっかりとリズムを把握して演奏する必要があります。

リフ

計3回演奏することとなります。

バッキング

パワーコードを弾くだけなので難易度は高くありません。しかし、シンコペーションに気を付ける必要があります。

リード

実際に聴いた感じや譜面を見ると「簡単なのでは?」と思いがちなのですが、休符やカッティングなどを混ぜて弾くと意外と難易度は高いです。

イントロ、アウトロにおける次のセクションへ進む前のフレーズが指が絡まりそうになりますが、ここはリズムそのものは分かりやすいので、そこまで難しくありません。

Aメロ

1回目はシンコペーションがあるものの、ほとんど全音符なので語ることは特にないです。

2回目は基本的に8分音符でブリッジミュートやパワーコードを弾くこととなります。

僕の耳で聴き取った限りでは、リードとバッキングで微妙に違うようです。

バッキングはブリッジミュートで弾いているところをリードはパワーコードを弾いていたりします。

難易度的にはリードの方が高く、2回目のAメロにおいて、G#mかはF#へ進行する際にシンコペーションとなっているのですが、いきなりブリッジミュートから始まるのが苦戦しました。

Bメロ

リードもバッキングもほぼ同じフレーズを弾いていますが、サビへと向かう際のフレーズがリードとバッキングで微妙に違います。

音価などは同じなのですが、リードはピッキングハーモニクスが入っています。

サビ

一番明確に違いが分かるのがサビなのではないでしょうか。

片方はオクターブ奏法でもう片方は1弦と2弦を使ったパワーコードのようなフレーズとなっています。

今回の僕の演奏はバッキングパートでオクターブ奏法、リードパートでパワーコードを弾いていますが原曲では右チャンネルと左チャンネルの振り分け方からして逆のようにも思いました。

しかし、全体の流れなどを考慮して今回のように弾くことにしました。

バッキング

オクターブ奏法は音を途切れさせないように弾くことが難しいです。

ダウンピッキングのみで弾くことも出来たのですが、あまり安定しなかったのでオルタネイトにしています。

8小節ごとに大きなポジション移動が発生するところを音を途切れずに弾くことが難しいですね。

リード

高音弦のパワーコードは手の振り幅が狭いことや勢いを出したかったので、バッキングとは違いダウンピッキングで弾き通しています。

小指を使って1弦9フレットを押さえるのが意外と難しいです。

また、サビの間はずっとダウンピッキングをし続けますが時々3弦も弾いてしまいがちなので要注意です。

Cメロ

ここもサビと同じく、原曲では右チャンネルと左チャンネルの振り分け方を考えると、リードとバッキングは逆な気がしました。

ですが、全体の流れなどを考慮して今回のように弾いています。

バッキング

サビでリードが弾いていたようなフレーズを弾いていますが、指を動かすタイミングが少ないのでこちらの方が楽です。

サビのリードパートを弾ければこちらは問題ないでしょう。

リード

Cメロは8小節ですが、この間3音のみをポリリズムでひたすら弾き通すパンキッシュなフレーズです。

ポリリズムに慣れているかどうかが安定して演奏する鍵でしょう。

Dメロ

バッキング

基本的にパワーコードです。

他のセクションと違い、シンコペーションがなく、コードも2つだけなのでこのセクションが一番簡単だと思います。

リード

弾く音そのものは少ないのですが、本当に原曲通りに演奏する場合はドラムのリズムがほぼない状態となるので、音価をしっかり弾き切ることが注意点となります。

自分の中で曲のリズム感をしっかりと持たないと、おそらくどこかでずれます。

バンドでやる場合はドラムのカウントがあっても良い気がします。

ギターソロ

バッキング

Dメロと同様にパワーコードを弾くだけなのですが、D#のパワーコードがあって、手の移動が発生することがポイントです。

リード

大きくラストの速弾きとその前の2つに分けられると思います。

ラストの速弾き前までもそこそこな難易度です。
原曲ではチョーキング部分でピッキングハーモニクスを使っているように聴こえるのですが、原曲通りに綺麗に弾くのは相当難しいです。僕は泣く泣くピッキングハーモニクス無しで弾いています…。

ラストの速弾きはおそらく5連符×2、1弦の16分でフレットを上昇、最後は3連符という流れだと思いますが、最初の5連符は6連符、16分で分かれているようにも聴こえました…。
ただ、この場合常人では到底弾けないくらいの速度になるので5連符×2だと判断しました。

5連符のピッキングはBPM170だと相当な速度なので、これについていけるかがポイントですね…。

ピッキング技術に問題が無ければ、このソロは弦をまたぐことはほとんどないので、もしかしたらやりやすい部類なのかもしれません。僕は非常に難しく苦戦しましたが…。

まとめ

リード…リフが難しいです。テンポが早いせいで4拍目裏で鳴らすところがリズムがずれがち。

バッキング..サビのオクターブ奏法が難しいです。それ以外は苦戦するところはあまりありません。

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