【Janne Da Arc/What’s up!】ギター解説

Janne Da Arc関連
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2021年2月28日にJanne Da ArcのWhat’s up!の演奏動画をアップロードしました。

Janne Da Arc全曲弾いてみたシリーズ4曲目で、初のアルバム曲でした。

ライブ映像化もされておらずマイナーな部類の曲ですが、私はこの曲が大好きです。

動画内でも解説をしていますが、この記事でも改めてギター演奏について解説をしようと思います!

全体的な難易度

この曲はCD音源通りに演奏するか、何となくCD音源をなぞるように演奏するか難易度がかなり変わります

CD音源通りに演奏して完コピを目指す場合はかなり難しいです。

私にはこの曲のギターはかっちり演奏する内容を決めて演奏しているように聴こえず、即興で弾いているのではないかと思うところが多いためです。
特にサビが顕著で、同じコード進行に対してブリッジミュートやグリスを入れるタイミングが本当に微妙に違っていることが見受けられます。

同じサビセクションでも「1回目はこうで、2回目はああやって…」と覚えることが結構難しく、私の演奏動画でも採譜した譜面と弾いている音が微妙に違うところがあります。

タブ譜と違うところは公開前に気になったのですが、タブ譜を見なければ(ここ重要)違和感がない演奏だったため、公開しました。

微妙なニュアンスを無視して、大まかにCD音源を再現することを意識して演奏する場合はある程度気持ちは楽になります。
しかし、コード弾きでもトップの音が微妙に違うことがこの曲では多く、忙しい演奏が続きます

また、ワウペダルが必須です。
Aメロで登場します。

リフ

イントロなどで繰り返し登場します。

全部ダウンピッキングで弾くことで原曲の雰囲気に似せることが出来ます。

というより、この手のフレーズはアップピッキングを含めて弾く方が難しいですが…。

このリフは弾いていて楽しかったです。

Aメロ

セクションとしては3回登場し、それぞれ異なるフレーズを演奏をしています。

全体的に単音カッティングを多用しています。

複数の弦を弾くところがたびたび出てくるので注意です。

1回目

14小節~

ワウペダルを考慮しなくても、Aメロの中では1回目が難易度が低めだと思います。

16分音符が登場せず、割とストレートなフレーズが多いためです。

2回目

26小節~

ワウペダルを使用します。

大まかな踏み方は動画で足元を映しているので、そちらを参考にしてください。

Aメロ終わり~Bメロに行く時にワウペダルを切らないといけないのが意外と難しかったです…。

3回目

トップの音が微妙にずれていることがたびたび発生しているため、原曲のニュアンスを表現することが難しいです。

ワウペダルを使う2回目より、こちらの方が苦労しました

Bメロ

コード弾きメイン、一部トップの音が変わるパターン。

あまり聴き取れなかったのですが、概ね演奏した形だと思います。

ここもCD音源を聴く限り、ダウンピッキングだけで弾いている気がします。

37小節や90小節のような歌の間に挟むギターのフレーズは、セクションによって微妙に演奏している内容が違うため注意。

個々の演奏難易度は高くありませんが、CD音源通りに弾くことを意識するとこんがらがります。

サビ

Bメロと同じくコードがメインですが、細かい動きが増えています。

前項で記述の通り、サビごとに微妙に弾いている音が違います

個人的にはCD音源を完璧に弾くことを考えるよりは「コードトーン外の音を弾かないようにしよう」と注意する程度のゆるい考えで演奏した方が良いと思います。

61小節などのオクターブ奏法は私はアップピッキングも含めて弾きましたが、ダウンピッキングのみでも良いと思います。

このセクションで難しめなところが65小節などです。

結構ストレッチをするので、きつかったら1弦と2弦のみ弾く(目立つ音だけ弾く)のもありだと思います。

67小節は4拍目だけトップの音が変わっているのでご注意を。

間奏

125~128小節。

多少ノイズが混じるくらい歪ませた音で弾くと原曲っぽくなります。

演奏している音そのものはそこまで難しくないはずです。

ギターソロ

ロックンロールなフレーズが続きます。

全体的にチョーキングがかなり重要な立ち位置を占めていて、ここをカッコよく音を合わせることで原曲らしいロックンロールさが出ると思います。

最初の方はあまり速弾きはありませんが、134小節から速弾きが増えていきます。
142小節が音数的に多く難しそうですが、138小節の方が苦労しました…。
音が不規則でいきなり3連符が登場するので合わせるのが難しいです。

142小節は4拍目のスウィープの部分含めて意外と苦戦しなかったです。

143~144小節はスライドによる移動を含めたフレーズです。

『HEAVEN』のギターソロでも同じようなフレーズがあります。

かなりバタバタせわしなくフレットを動き回ることがギターソロの難易度をあげていますが、意外なことに頑張れば弾けるレベルには収まっています。

まとめ

  • CD音源通りに弾くことはかなり難しい
  • あまり気負わずルーズに演奏することを推奨
  • ギターソロは極端に難しいわけではなく、頑張れば演奏可能
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