以前、ラルクのWikipediaがすごいというWikipediaの情報量について触れた記事を書きましたが、今回はその第二弾となります。
偉大なドラマー パット・トーピー
Mr. Bigのドラマーとして有名なパット・トーピー。
- ハイトーンボイスによる独特な声質のボーカル、エリック・マーティン
- ベースとは思えない速弾きを披露するビリー・シーン
- テクニカルギタリストの代表格 ポール・ギルバート
この3人が目立つことが多いのですが、無かったら曲が成り立たないという絶妙なドラミングを数多くの作品で残しています。
パット氏の革新的なドラムはこの曲が有名だと思います。
初めて聴いた時にあまり聴かないリズムパターンやドラムの音にワクワクしました。
私はドラマーではないので、難易度については分からないのですがめちゃくちゃ難しいらしいです。
そんなMr. Bigで数々の名演を残したパット氏のWikipediaの情報量がすさまじく、そして愛に溢れています。
何がすごい?
記事公開時点では「音楽性・ドラムスタイルの特徴」という項目の情報量が他を圧倒しています。
ドラムプレイについて記載しているページは他にもありますが、ここまで細かく記載しているページは私は知らないです。
〇、●、◎をうまく使ってパット氏のすごさを書き上げていますが、ここまで来ると楽譜を載せて欲しくなります(笑)
おそらく著作権の関係で無理なのでしょうが…。
2009年や2011年の来日時の演奏も細かく分析していることからもパット氏への深い愛を感じます。
その中で特に印象深いものをいくつか。
この曲は2017年の来日時のメドレーの1曲として演奏されました。
それまではあまりこの曲を聴かなかったのですが、これがきっかけとなり曲の良さに気付いてよく聴くようになりました。
「難しそうなことしてるな」とは思っていたのですが、Wikipediaを見てまさかここまで難しいことをしているとは思いませんでした…。
ギターソロ部分のリズムについて触れていますが、ここは全く分かりませんでした…。
この曲は高校生の頃からずっと聴いているはずなのですが。
でも、おそらくこの部分を簡素化してしまうと何かが違う演奏となってしまうのだろうなと思います。
他にも様々な楽曲の分析をしていて、ここを見ながら楽曲を聴くだけでも勉強になりそうですね!
Mr. Bigについて
話は変わりますが、Mr.Bigが今年(2023年)来日するというニュースが流れています。
2018年2月にパット氏が亡くなり、5月にアメリカで追悼ライブは行われましたがそれ以降音沙汰が無かったもののようやく…という形ですね。
2019年には来てくれるかな?と思っていたのですが。
私は2011年、2014年、2017年と3回すべて日本武道館でMr. Bigを観ましたが、今回も非常に楽しみです。
サポートドラマーは誰?
14年から17年にかけてサポートドラマーを務めたマット・スター氏は今回はサポートドラマーとして加わらないとすでにアナウンスされています。
代理のドラマーは誰なのか?はまだ明言されていませんが、すでに決まってはいるみたいです。
- 誰でも知っている有名なドラマー
- コーラスもできる(はず)
となると、私の中ではマイク・ポートノイ氏しが思い浮かばないのですが…。
でも、ビリー氏のインタビューでは「パットのようにもっと高い音域のコーラスが出来る人でないとダメだ」と語っているので違うのかな?
あと、ポール氏脱退後に加入したリッチー・コッツェン氏も今回加わったら最高なのですが、ドラマーが本当にポートノイ氏だとしたらThe Winery Dogs meets Eric Martine And Paul Gilbertみたいになりますね 笑
まとめ
Mr.Bigのドラマーであり、さまざまなテクニックを駆使して素晴らしい名曲を残したパット・トーピー。
プロの中でもトップレベルの実力を持ちつつも、Mr. Bigのドラマーであることに拘り続けた人物でもありました。ここでは載せられませんが、数々のインタビューでそのように見受けられます。
個人的にライブでパット氏が全力で叩いているところは1回しか観られなかったのですが、もっと観たかったですね。
そして、Mr. Bigは2023年に来日するはずです。
おそらくこれが最後で、フェアウェル・ツアーとなるでしょう。
必ず会場に足を運びたいと思います。
パット氏は分かりやすい超絶ドラムをあまり残していないのですが、その中でも分かりやすく技術力を発揮している曲を最後に紹介してこの記事を終わろうと思います!