お気に入りの本#3【夢をかなえるゾウ1】

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読む目的

  • この本で取り上げている習慣をもう少し取り入れたいと思ったため
  • 習慣化している内容をもう一度内容を確認するため

本書の特徴

神様ガネーシャは主人公である会社員の男性に、成功するために必要なコツを教えていきます。

このコツというのは、過去の偉人たちが実際に取り組んでいた内容で

  • トイレを掃除する
  • 募金する
  • プレゼントをして人を喜ばせる

などが約30種類ほど登場します。

提示されるコツはその日からすぐに実践できそうなこともあれば、いきなり取り組むにはハードルが高いものや、他の人に協力してもらわないと出来ないこともあります。

本書の自己啓発本と小説をミックスしている構成となっていて、ガネーシャからコツを教えてもらい、それを実践して少しずつ主人公が変わっていく物語が展開されます。

読んだ感想

「自己啓発本を読んでみたいという方はとりあえずこれを読めばいいのでは?」と思えるくらい読みやすく、人に勧められる作品でした。

物語的にも面白かったのですが、個人的に何よりも好きなところは本書の最後の方では「コツをすべて実践できなくてもいい」というような内容をガネーシャが語るシーンがあることです。

本書は「ガネーシャから教えられたコツをすべて毎日実践し続けた結果、主人公が成功する」という物語にはなっておらず、むしろガネーシャは最後に「無理はするな」「成功しても、成功しなくてもきみのことが好きだ」と述べています。

これは自己啓発本を読んでも、いろいろな事情で実践することができなかった人に向けてのメッセージだと私は思います。

普通に考えて、30種類近くある成功するコツを毎日欠かさずに実践し続けることは相当難しいです。

実際、本書の主人公も物語後半で、物語前半にガネーシャから教えてもらっていたコツをしなくなっていたことを悔いるシーンがあります。

私もこの本を1回読んで実践していた時期がありましたが、いつの間にかしなくなっていた苦い経験もありました。

そういう時に罪悪感が芽生えるものですが、おそらく作者はこのことも見越してガネーシャに上記のようなことを言わせたのではないでしょうか?

物語冒頭では

「君は2000%成功できない」

「ワシが成功のコツを教えてやる」

「このままだと後悔して死ぬぞ」

と主人公を追い詰めるようなことを言っていたガネーシャが最後は優しく諭していることを思い出すと「自分が出来ることからやってみよう」と前向きに考えることができます。

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やはり自分のことを外部に出していかないと何も変わらないと思ったため

可能な範囲で習慣を取り入れる

  • その日頑張った自分を褒める
  • 毎日感謝をする

あたりは出来そう

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