More Deep 弾いてみた
2023年1月13日にMore Deepの2022年版のイントロを弾いてみた動画をアップロードしました。
More Deepはインディーズの曲でもかなり好きなのですが、まさか2022年に演奏動画がアップロードされるとは…!
その衝動で演奏もしました。
公開までにだいぶ時間がかかりましたが、ショート動画は昨年のうちに公開しています。
たぶんキリが良いのはAメロまでだと思うのですが、元の動画を観て分かる通りAメロのギターは結構はちゃめちゃなことをしていて時間がかかりそうなのでまずはイントロからやってみました。
難易度
ほぼタッピングのため、まずタッピングが出来ることが前提条件となります。
しかし、タッピングさえ出来れば、見た目や音から連想するよりは難易度は極端に高くはないです。
同じyouさんの演奏であれば、比較するセクションによりますがpleasureやdearlyのソロの方が難易度が高いと私は思います。
CD版との比較
厳密に採譜したわけではないのですが、CD版より2022年版の方がイントロ部分は簡単な気がします。
CD版はライブ映像を見る限り、1〜12小節まではピッキングで弾いていて、13からは使用する弦が違うものの今回と同じようなエイトフィンガー風タッピングです。
ライブ映像でyouさんが使用しているポジション的にピッキングでこの音を弾くとなるとかなり複雑な運指となっていて、ゆっくりとしたテンポで弾くのも一苦労します。
今回の演奏動画、当初はCD音源と2022年版の比較動画にすることを検討していたのですが、CD音源の方を1週間弱で弾けるようになる気がしなかったので早々に方向転換し、今回の形で公開しました。
原曲者はkiyoさんなので、ピアノやキーボードで考えたリフをギターで演奏した定型例と言えます。
ちなみにCD音源はBPM145に対して、2022年版はBPM150と若干テンポアップしています。
解説
リフ
同じパターンを繰り返すので、形を覚えればあとはひたすら練習するだけです。
左手のタッピングから始まることや、両手ともに移動が若干発生したりと、難易度は高くないものの単調なフレーズではないので、遅いBPMで演奏に慣れることを意識するべきです。
リズムも比較的わかりやすいので、ゆっくりとしたテンポで感覚を掴んでからテンポを上げていく王道の練習方法で行けると思います。
13小節
ここは右手の人差し指、中指、薬指の3本を使って下降するエイトフィンガー風フレーズです。
※厳密にはエイトフィンガーではないですが…。
タッピングで右手の人差し指以外を使うことが滅多になく、薬指は使った記憶さえない状態だったのですが、1週間弱で形になりました。
難しそうに見えて意外と弾けるフレーズです。
今回の場合は
- 3拍分だけだったこと
- 16分音符で特別な速さを求められるフレーズでなかったこと
- 左手は固定でOKなこと
がそこまで難しくない要因だったと捉えています。
注意点としては「薬指は使ったことがないから人差し指と中指で対応しよう」ということはなるべく避けた方が良いと思います。
理由としては、人差し指と中指のみ使うパターンだと、フレットの間隔によって指を広げたり狭めたりしなければならず、BPMが上がると想像以上に難易度が上がっていきます。
私も最初は人差し指と中指で対応しようとしたのですが…これは失敗だったと思います。
プリングは1弦方向で無く、6弦方向にすることでスムーズにやりやすくなるのではないかと思います。
14小節
3拍裏でちょっとした速弾きフレーズが入るのですが、入るタイミングが難しいです。
私は4拍目に3弦7フレットの音を合わせる感覚で弾きました。
まとめ
- タッピングフレーズは大きく2通りあるが、いずれもそこまで難しくない
- エイトフィンガー風タッピングは右手の人差し指、中指、薬指の3本を使う!