はじめに
2022年9月23日、B’zのサビ部分のみを演奏する動画をアップロードしました。
サビ部分から「なんの曲か?」を当てるクイズ形式の動画でこれまで僕が出してこなかったパターンです。
ただ、これまでの演奏動画と同様に全パート耳コピで採譜や打ち込み、演奏をしました。
その結果、気付いたこと、感想などを記事にまとめます!
※クイズ動画の答えを載せる形となるので、目次には曲名が載らないようにしています。
注意
今回はサビのみ演奏となっているため、ここでの記載も全てサビにのみ焦点を当てた解説となります。
チューニングなど
今回演奏した曲はすべてレギュラーチューニングでした。
ベースの話となりますが、ultra soul 2011年版は5弦ベースで演奏されています(原曲は未確認)
各曲解説
ultra soul
打ち込み主体の原曲より、近年のライブでの演奏に近い生音主体の『ultra soul 2011』をコピーしました。
理由は2つあります。
- 僕が生音っぽい打ち込みのほうが得意だったこと
- ギターの耳コピがこちらの方がやりやすかったこと
今回の企画を考えた時に真っ先に取り上げることを決めたのですが、#1の曲の中では一番演奏に苦労しました…。
今回の曲の中では、この曲が一番難易度が高いです。
使っているコードが多く、フレットの移動も大きいので押弦ミスも多発しやすいためです。
2001年リリース時の原曲版においても同様で、細かな違いはあるもののそこまでフレーズに大差はないです。
今後考えが変わる可能性は十分あるのですが、今のところB’zのサビはギターは控え目である印象があるのですがこの曲は例外かなと思います。
今までサビのメロディーばかり聴いていたのですが新たな発見が多々あり、演奏してよかったです。
イチブトゼンブ
曲全体を通してギターが無数に入っている本作。
サビも例外でなかったので、今回取り上げた曲の中では一番ギターを重ねました。
ディストーションのかかったパートはサビ冒頭のG→G/Bの進行以外はそこまで難易度は高くありません。
僕はオクターブ上のルート音も含めた3音でパワーコードを弾いていますが、これを含めない2音でも良いと思います。
サビの終わりの方「愛し抜ける〜」以降は大きく2パートのディストーションギターが録音されています。
ここにおける高い音(と言っても4弦くらいですが)の方は一部スライドによる移動が入っています。
クリーントーンによるアルペジオ主体のパートは聴き取りづらかったこともあったのですが、難しかったですね…。
アルペジオのパターンは決まっているように聴こえたのでなるべく再現したつもりですが…。
サビの終わりの方はコード進行の展開がそれまでと異なり、2小節ごとになりその分慌ただしくなります。
また、ハーモニクスもクリーントーンパートで僕は演奏しました。
Brotherhood
原曲はサビごとにギターのフレーズが細かく変わっていて、完コピとなるとかなり難しい部類に入るかと思います。
今回取り上げたのは1回目のサビでしたが、コード進行は王道のものでパワーコード主体ながらも、なるべく原曲に近づけようとした結果、録音に苦労しました。
細かいニュアンスを抜きにして、それっぽく弾くだけだったら難易度はそこまでではないと思うのですが…。
また、BPMが74と今回のB’zに限らずこれまでコピーしてきた楽曲で一番遅いかったこと、そして練習時は78と何故か勘違いしていたこともあってミスも多かったですね…
MOVE
これまで僕がギターでやってきたことにかなり近いため、今回の楽曲の中では苦労せずに演奏した部類です。
マルチエフェクターの設定ミスで1回目の演奏はクランチ気味で弾いてしまったため、録音のし直しは発生したのですが…。
サビ部分はパワーコードとブリッジミュートによる演奏で、BPMも125と標準的な速度なので難しくはないと思います。
この曲はサビよりもサビ前のキメのフレーズや、(今回は弾きませんでしたが)リフの難易度が高いです。
また、ギターソロは何年か前にコピーしたことがあるのですがかなり難易度が高いです。
ソロに入る際のレガートの上昇フレーズがかなりの速度だったので、結局コピーは諦めましたね…。
また、曲全体をコピーする際はアームは必須です。
ちなみにこの曲のベースですが、めちゃくちゃカッコいいです。これまで演奏した曲の中で一番かも…?
完コピ出来ているかは自信がないのですが、雰囲気は掴めていると思うので、ぜひベースに注目しながらこの曲の演奏を聴いていただきたいです。
(原曲はイコライザーでベース音量を上げないと、かなり聴き取りづらいと思います)
ALL OUT ATTACK
今回の楽曲の中では一番簡単でした。
コード進行に沿ってパワーコードを一定のストロークパターンで弾いているだけだったので。
初心者にも弾けるかというと怪しいですが、ある程度ギターを演奏してきた人だと一瞬で弾けるかもしれないですね。
バッキングはリフも含めて勢い重視なので簡単そうに聴こえますが、ギターソロは当時の松本さんがよく使用していたハミングバード風のフルピッキングフレーズが多々あるので難しいかと思います。
まとめ
- サビのみの比較だとギターの難易度が一番高い曲はultra soul
- 逆に一番演奏しやすいのはALL OUT ATTACK
余談
記載の通り、イチブトゼンブ、brotherhoodは録音に苦労はしましたが、これはそもそも練習時間がなかったためです(諸事情によりそれぞれ30分くらいしか時間を取れなかったです…)。しっかりと練習をすればそれほど苦労せずに録音できたと思います。