ジャンル探求#3【ヘヴィメタル】 Part2

ジャンル
スポンサーリンク

はじめに

ヘヴィメタルのまとめPart2です。

Part1はこちらにあります。

前回はヘヴィメタルを代表するアーティストをメインに紹介しましたが、今回はヘヴィメタルのルーツとなったバンドやアーティストをメインに紹介します。

代表的なアーティスト・バンド

※執筆者の主観のため、「あのアーティストがいない」とか「このバンドがいるのはおかしい」などがあるかもしれませんが、ご了承下さい。コメントなどで意見をもらえますと有り難いです!

Black Sabbath(ブラック・サバス)

1968年結成。

メンバーチェンジを繰り返しながら活動を続け、2016年に最後のワールドツアーを開始し、2017年にラストライブで活動終了しました。
ヘヴィメタルのみならず、後々のロックに多大な影響を及ぼしたバンドです。

主な在籍メンバー

Ozzy Osbourne(オジー・オズボーン) 担当楽器:ボーカル

Tony Iommi(トニー・アイオミ) 担当楽器:ギター

Geezer Butler(ギーザー・バトラー) 担当楽器:ベース

Bill Ward(ビル・ワード) 担当楽器:ドラム

代表的な曲

執筆者の印象

Black Sabbathはハードロックに分類されることもあるようですが、個人的にはヘヴィメタルに近いと思います。

名前からも推察出来るように、悪魔や恐怖をテーマとしたバンドで、楽曲も極端にテンポが早いものはあまりないですね。

今回改めて聴いてみたのですが、71年作の「Master of Reality」の時点でかなりメタルに近いことをしていてびっくりしました。

ギターのトニー・アイオミ氏はリフメーカーとして知られていて、素晴らしいリフがいくつもあるということは知っていたのですが真髄を味わいました…。

Ozzy Osbourne(オジーオズボーン)

Black Sabbathから脱退したボーカルのオジー・オズボーン氏のソロ。

1979年から活動を開始し、様々な名ギタリストを発掘したことでも知られています。

主な在籍メンバー

Ozzy Osbourne(オジー・オズボーン) 担当楽器:ボーカル

Randy Rhoads(ランディ・ローズ) 担当楽器:ギター

Jake E. Lee(ジェイク・E・リー) 担当楽器:ギター

Zakk Wylde (ザック・ワイルド) 担当楽器:ギター

Rob Nicholson(ロブ・”ブラスコ”・ニコルソン) 担当楽器:ベース

Tommy Clufetos(トミー・クルフェトス) 担当楽器:ドラム

Adam Wakeman(アダム・ウェイクマン) 担当楽器:キーボード

代表的な曲

執筆者の印象

僕がギタリストだからですが、『オジー・オズボーン』というと、どのようなジャンルの音楽なのか、というよりは、常に素晴らしいギタリストを抱えているアーティストという印象が強いです。

「ヘヴィメタルなのか?」というと、ハードロックの要素も強かったりするので悩みどころだったのですが、日本では「メタルの帝王」と呼ばれていたり、メタル要素が薄いわけではないと判断して、今回紹介させていただきました。

ランディー・ローズ氏を始めとした、後世に名を残すであろうギタリストが数々参加していることから、特にギタリストは必聴のアーティストです!
そのこともあり、この項では3曲紹介しました。

ちなみに歴代ギタリストの中ではザック・ワイルド氏が一番好きです。

ギターの奏法の一つである、ピッキングハーモニクスが特徴がありすぎてたまらないです。

Blue Öyster Cult(ブルー・オイスター・カルト)

1967年に結成したアメリカのバンド。
長年に渡って活動し続けています。

主な在籍メンバー

Eric Bloom(エリック・ブルーム) 担当楽器:ボーカル、ギター、キーボード

Donald “Buck Dharma” Roeser(ドナルド “バック・ダーマ” ローザー) 担当楽器:ボーカル、ギター

Danny Miranda(ダニー・ミランダ) 担当楽器:ベース

Richie Castellano(リッチー・カステラーノ) 担当楽器:ギター、キーボード

Jules Radino(ジュレス・ラディーノ) 担当楽器:ドラムス

Allen Lanier(アラン・レイニア) 担当楽器:キーボード、ギター

代表的な曲

執筆者の印象

実のところ、僕は今回この記事をまとめる直前までBlue Öyster Cultのことをほとんど知りませんでした。

「ヘヴィメタルの元祖」と呼ばれていますが、これまで紹介したバンドと比較してそこまでヘヴィメタル要素は感じないかもしれないです。

どちらかというとハードロックに近いような気もします。

ブラックサバスに近いことを試そうとしていたようですが、ブラックサバスは悪魔的な恐ろしさを感じる一方で、ブルーオイスターカルトは怪しさが強いと思いました。

80年代の作品の「Club Ninja」や「Imaginos」は当時流行していた商業ロックっぽいシンセサイザーとかもあって、あまり暗さを感じないですが、70年代の作品はヘヴィメタルに近いことをしているかなと思いました。

ちなみに、Blue Öyster Cultを聴いて衝撃を受けた曲『Godzilla』はこちらの記事にまとめています。

まとめ

ヘヴィメタルのルーツとなったバンドの紹介でした。

だいたいのバンドはヘヴィメタル一辺倒ではないということに気付きました。
前回紹介したバンドもですが、ハードロックに近いことも結構していますね。

僕個人の見解だと、そもそも70年代から80年代前半くらいまではハードロックとヘヴィメタルの違いがあまりないと思います。
80年代以降はギターのエフェクターや録音技術の向上で、ギターでより歪んだ音が出せるようになったことで、

  • 深い歪み=ヘヴィメタル
  • そこまで深くない歪み=ハードロック

のような区別もしやすくなったのではないでしょうか?
まあ、音楽でそこまで細かく区別することが必要なのかは疑問ですが…。

ヘヴィメタルは、前回と今回紹介したバンドが大元となって様々な発展を遂げていきます。
発展系も聴き込んでまとめていきたいと思っています!

タイトルとURLをコピーしました