曲を一言で表すと
ゴジラ
はじめに
このブログは2021年8月から始めたのですが、ブログを始めて個人的に一番衝撃を受けた楽曲を紹介します。
今回は記事のタイトルにアーティスト名を入れていないのですが、これは2つのバンドを紹介するためです。
まずは1つ目のバンド、Blue Öyster Cultが発表したオリジナル曲から。
曲の紹介
Blue Öyster Cultが1977年に発表したアルバムの曲です。1978年にシングルカットされています。打ち込みなどは使われておらずバンドによる演奏のみで曲は繰り広げられています。
歌の隙間にこれでもかと言わんばかりに入り込むギターのフレーズが特徴的です。
さて、突然話が変わりますが、僕はこの曲をRacer Xというバンドのオリジナル楽曲だと思っていました。冒頭に書いた「衝撃を受けた」ことはこのことで、約15年ほどずっと勘違いしていました…。
原曲よりもかなりヘヴィです
Racer Xの「Godzilla」は原曲と比較してまず怪しさとヘヴィさがだいぶ増していることが特徴です。
また、原曲と比較してギターが暴れまくっています。
- 原曲にはないイントロのクリーントーンのギター
- ボーカルの歌を邪魔するか、しないか、ギリギリのラインでギターソロを入れまくっている(原曲も似たような感じですが)
Racer Xのギタリストは僕が大好きなポール・ギルバート氏なのですが、さすがです。
また、あちこちに滅茶苦茶にすさまじいギターを入れている割には、ところどころで原曲をある程度忠実にコピーしている箇所があることが面白いです。
そして、ボーカルのジェフ・マーティン氏による超高音シャウトも聴きごたえ抜群です。
ですが、適度に激しく、時代相応のハードロックで攻めている原曲も中毒性があります。
しばらくは原曲版を聴き込みそうです。
どこがいいと思ったのか?
メロディー。
全編頭に残るのですが、特にサビのフレーズがカッコよすぎて、Racer X版を聴いた高校生の頃の僕は一発でこの曲を好きになりました。
それから約15年ほど経ち、実はRacer X版がカバーだったと気付かされたのもこのサビの「Godzilla」というフレーズでした。
(リフが似ているなぁとは思っていたのですが 笑)
まとめ
約15年間、Racer Xのオリジナル楽曲だと思い込んでいた「Godzilla」。
原曲を上回るカバーはほぼないと言われていますが、この「Godzilla」のカバーは原曲の魅力をうまく取り入れつつヘヴィメタル化に成功している事例ではないでしょうか。
どちらの曲も、別々の魅力がありますのでぜひ聴いてみてください!