こんな音楽を聴きたい方におすすめ
- 主に80年代ごろのポップスを彷彿とさせる曲を聴きたい方
- 各ミュージシャンの技巧を活かした曲を聴きたい方
はじめに
本日紹介するFlying Colorsは2011年ごろに結成されたスーパーグループです。
スーパーグループとは、
- すでにミュージシャンとして一定の成功をしている
- 著名人が集まったバンド
のことを指します。つまりベテランが揃った実力派バンドです。
彼らの目指す音楽が分かる曲を紹介します。
ジャンル的にはロックというよりはプログレに若干近い要素があります。
プログレ入門としても最適?長いけど聴きやすい楽曲たち!
プログレというジャンルは非常に簡潔に言うと、音楽的に難しいことをしていて演奏時間が長いものをしていることが多いものです。
もともとプログレッシブ・ロックのミュージシャンとして活動していたメンバーが多いことから、彼らの曲は6分以上のものが多いです。
ボーカルが入るまでに2分以上演奏を続けている曲もありますが、このバンドの楽曲はプログレの中でもあまりハードではなく、ポップス風に仕上げています。(3rdアルバムの『Third Degree』の前半はハードロックな楽曲が続きますが…)
聴きやすいです!と断言は出来ないのですが、プログレ系の音楽の中では比較的聴きやすい方だとは思います。
彼らの音楽を聴くと、ほぼすべてが生演奏を収録したもののように思えます。
近年打ち込みなどが増えてきている中でこの方向性の音楽は珍しく、僕としては80年代に活躍したバンドの影響を強く感じます。
古き良きポップスを蘇らせた!80年代風ポップス楽曲にも注目!
プログレッシブ・ロックの中でもポップス寄りの楽曲を演奏することも多々あるため、彼らの音楽は『Asia』や『Kansas』に似ていると思うこともあります。
EDMのような派手さはないかもしれないです。
ただ、個人的には最先端のことを求め続けるのが音楽家というわけではないと思っています。
このバンドは自分たちの音楽の原点を忠実に現代に蘇らせた楽曲を、数多く発表していると思います。
良いものは良い。
心からそう思わせてくれるバンドだと僕は思います。
まとめ
昔ながらのロックを多く披露するFlying Colorsはいかがでしたか?
さっと気軽に聴ける曲ではないかもしれませんが、打ち込みを使わずに生演奏での楽曲を聴きたい方にはぴったりだと思います。
ぜひ聴いてみてください!
Tips
今回の記事で出てきたアーティスト・バンドも少し紹介します!
気になったら調べてみてください!
Dream Theater
87年に結成したプログレッシブ・ロック界の大御所バンド。
10分を超える曲、目まぐるしく変わる複雑な曲調、超絶技巧による緊張感のある演奏が特徴的ですが、不思議と聴きやすいバンドです。
Asia
Flying Colorsと同じで、すでに活躍していたミュージシャンが集まった、1982年に結成されたスーパーグループです。
『キングクリムゾン』や『イエス』など、プログレッシブ・ロック系出身のミュージシャンが多いのですが、楽曲は聴きやすいものが多いです。
Kansas
1970年代から活躍しているプログレッシブ・ロックバンドです。
この記事で紹介したバンドの中では、プログレッシブ・ロックっぽさが一番濃いバンドです。