お気に入りアーティスト紹介#23【Alice in Chains】

アーティスト紹介
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こんな音楽を聴きたい方におすすめ

  • グランジを代表する音楽を聴きたい方
  • 狂気的でヘヴィメタルに近い激しい音楽を聴きたい方

はじめに

Alice in Chainsは1990年にデビューしたアメリカ出身のバンドです。

主な在籍メンバーは次の通りです。

  • Layne Staley(レイン・ステイリー) 担当楽器:ボーカル,ギター
  • Jerry Cantrell(ジェリー・カントレル) 担当楽器:ギター
  • Mike Starr(マイク・スター) 担当楽器:ベース ※1993年以前
  • Mike Inez(マイク・アイネズ) 担当楽器:ベース ※1993年以降
  • Sean Kinney(ショーン・キニー) 担当楽器:ドラムス
  • William DuVall(ウィリアム・デュヴァール) 担当楽器:ボーカル、リズムギター ※2006年以降

グランジというジャンルに分類されるようですが、音楽を聴くとグランジだけでなく、ハードロック、ヘヴィメタルの要素も感じられます。

こちらでも軽くまとめましたが、お気に入りアーティストとしても紹介します!

グランジ特有の暗さ満載!しかし暗いだけで終わらない特殊な音楽性!

グランジとはすごく簡単にまとめると、暗い音楽なのですがAlice in Chainsはこのグランジのバンドの中でも一段と暗さと重さが目立ちます。

特にボーカルのレイン氏が在籍していた頃は明るさを感じる曲はほとんどありません。

ヘヴィなギターばかりではなく、クリーントーンのギターが入った曲もあるのですが、純粋なバラードではなくそこはAlice In Chains流に仕上げてきています。表面上は優しさや温かさはあまり感じないのですが、かといって無機質ではなく不思議な感じです。

この曲が収められている『Jar Of Flies』は僕としてはAlice In Chainsで一番好きなアルバムかもしれません。
一般的にAlice In Chainsというと『Dirt』が名盤として挙げられることが多いようです。
確かにこのアルバムも非常に良いですし、バンド名と同じ名前を冠した『Alice in Chains』も僕の好みです。

『Jar Of Flies』は歪んだギターに激しいドラム、それを支えるベース…といった構成ではなく、上記の『I Stay Away』のようなミドルテンポの曲が多いです。

個人的にこの言葉で表現しがたい独特な世界観がAlice In Chainsの真骨頂なのかなとも思います。
この路線のアルバムをもう少し聴いてみたかったです。

また、ボーカルが変わり、ウィリアム氏が在籍している現在は、作風は若干変わりましたが全体的に重々しい雰囲気は違いありません。

ボーカルは音楽の顔のような存在であり、表面上は大きく左右するのですが、あまり違和感を抱かせないのは、Alice in Chainsはギターなどの楽器隊も重要な役割を果たしているからだと思いました。

ギターが作り出すAlice in Chainsの世界観!狂気的な楽曲たち!

活動初期から現在に至るまで、ボーカルが変わっても狂気性を音楽で表現できているのは特にギターのジェリー氏の存在が大きいと思います。

この独特なギターと、マイク氏とショーン氏によるリズム隊が、Alice in Chainsの肝でしょう。

アルバムによって多少の差異はあるかもしれませんが、Alice in Chainsにしか出せない重さはどのアルバムにも含まれています。

ボーカルが変わっても、歩みを止めることなく、今でもAlice in Chainsの世界をしっかりと見せてくれています。

まとめ

時期を問わず、常に暗く重い音楽を繰り広げるAlice in Chains。
しかし、暗いだけではなく、彼らにしか表現出来ない、独特の世界を常に展開しています。

活動をしなかった時期もありますが、結成してから30年グランジシーンや、その後のロックシーンを牽引してきました。

長年の活動により培われたスキルは必聴です!

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