Janne Da Arc ギター 難易度

スポンサーリンク

概要

僕はyoutubeでJanne Da Arcというバンドが発表した曲をギターで全曲演奏していく企画をしています。

約120曲ある中でまだごくわずかしか弾いてませんが実際にコピーした結果、どこが難しかったかなどの解説をこの記事に書きます。

見方など

紹介している順に難しいです。

自分の中の指標を作るために、難易度の数値化もしました。曲の隣に書いてある数字です。
この記事公開時点でシルビアが一番難しかったのでこれを100として、
シルビアより簡単だと思ったら100より低い数字、難しいと思ったら100より上とします。

コピーした曲の難易度や特徴なども書いていきます。
また、演奏を簡略化してコピーしやすくするポイントも書きます。
ただ、思い浮かばない場合もありますのでご了承ください。
演奏に必要なテクニックも記載しました。
全てを書き出しているわけではなく、重要ポイントのみに絞っています。

注意事項

  • 自分が採譜して演奏した結果の解説や難易度順になります。
  • そのため、主観だらけの結果となりますのでご了承ください。
  • 演奏動画をyoutubeにアップロードする毎に本記事を更新します。
  • ギターソロ単体などで弾いている曲については解説に含めておりません。

難易度:かなり難しい

Jesus Christ (130)

2022/5/9公開

解説

インディーズ時代の楽曲。
2006年に発売された『Janne Da Arc 10th Anniversary INDIES COMPLETE BOX』の中に収録されている『CHAOS MODE -10th Anniversary Version-』に未発表曲として収録されました。

イントロから始まるリフが凶悪な難易度です。2022年5月時点では当チャンネル最高難易度です。
ピッキング技術のある方だったらそうでもないのかもしれませんが、BPM163で16分音符の割と弦移動の多いピッキングをノイズを出さずにミスなしで弾くのは相当困難だと僕は思います。
イントロだけでなく、間奏でも都度登場して合計4回このリフを弾くことになるので、ごまかしも効かないです。
この部分が弾けず、ずっと発表を延期してきたほどです。

このリフだけでなく、全体的に難しい演奏が続きます。

Bメロのピコピコした音は両手タッピングだと僕は判断しました。
おそらく頑張ればピックを右手で持ったままでも演奏出来るかと思いますが、僕は口にピックを加えて、右手の人差し指と中指で弾いています。
左手で常にミュートをしないといけないため、このパートも難易度はかなり高いです。

ギターソロは目立った速弾きはないものの、BPMが速い中できっちりとしたメロディーを弾くのは意外と難しいです。
また、アーミングを使っています。
ギターソロの最後にプチスウィープがあり、かなり速いので注意が必要です。

終始難しい演奏が続くため、基準としている『シルビア』より難しいと判断しました。

簡略化ポイント

Aメロはパワーコードだけにしても雰囲気は出るかと思います。
Bメロの両手タッピングはノイズ対策が厳しいようであればノイズを押さえるフレットラップを使うのもありだと思いますが、付けるタイミングは難しいかと思います。

必要テクニック

  • 正確なピッキングテクニック…リフ
  • 両手タッピング…Bメロ
  • アーミング…ギターソロ
  • 上昇スウィープ…ギターソロラスト

シルビア (100)

2020/12/31(2021/1/1)公開

解説

イントロのタッピングから難易度が高く、Aメロのバッキングも難しいです。

Bメロとサビは難易度は高くないですが、逆に言うと難なく出来る箇所はここくらいで他は気が抜けないです。

どこからギターソロと捉えるかにもよりますが、本稿では弾いてみた動画2:23~と考えます。

最初からすごく難しく、リズムが複雑です。

キーボードとユニゾンに入る前に瞬間的に速くなる部分も難しく、ユニゾンから始まり最後の速弾きもかなりの速さでめちゃくちゃ練習が必要です。

チューニングが1音半下げでかなり特殊なのでこれも難易度があがる要因となっています。

Janne Da Arcのライブでは比較的演奏されていて、かつ解散前後でもyouさんはこの曲を何回か演奏していましたが、毎回この曲を弾くのはすごいなーと常々思います…。

簡略化ポイント

あまりないです…。

そもそも弾いてみた動画も最後のサビの指弾きを含めたバッキングを省略しているので簡単な形になっています。

必要テクニック

  • 両手タッピング…イントロ
  • ユニゾン…ギターソロ前にキーボードと
  • レガート…ギターソロラスト

Dearly Guitar Solo(90)

2021/3/27公開

解説

Janne Da Arc Live 2005~Dearly~のソロパートで披露されたギターソロで、全編タッピングの曲です。

大きく3のパートに分かれています。

一つ目のパートは音符がかなり複雑でここを違和感なく弾けるようになるのも一苦労します。

またBPM160弱で6連符が頻繁に登場します。

※実際の弾いてみた動画では当時の限界だったBPM152で弾いています。

一部弾きやすいパートも存在しますが、気を抜けない演奏が2分くらい続きます。

弦移動のタッピングをするテクニックが身についていることを前提とした演奏なので、タッピングの基礎がしっかりしていない段階でこの曲を演奏するとなると難易度は非常に高くなります。

難易度順に並べたときにこの曲がこの位置にいるのも、僕はSIAM SHADEの「せつなさよりも遠くへ」という曲を2年以上毎日練習し続けていた時期があり、これによりタッピングに慣れているからだと思っています。

簡略化ポイント

最初の方の複雑な音符はもう少し簡略化が可能です。

必要テクニック

  • タッピング…曲全般
  • 弦移動のタッピング…曲全般

難易度:難しい

what’s up!!(85)

2021/2/28公開

解説

ワウやBメロのオブリ、ギターソロでチョーキングを多様してたり何気にポイントとなるテクニックが多く、これらが難易度を上げる要因となっています。

ソロの速弾きは速度はそこまでではないですが、突然速くなったりするので難しめです。

原曲は同じセクションでもそれぞれ微妙に違う音を弾いていて、その影響でノリを出すのが難しいです。

Aメロ、Bメロは分かりやすいですが、サビは弾いている音は同じでも音価が微妙に違うケースが多く、

完コピするとしたらこれらをマスターしなければならず相当難しくなります。

原曲もノリの良いロックンロールにポップなメロディーを乗せる構成になっているのでかっちり弾くより、

リズムは合ってるけど若干適当に弾いたほうが曲が生きるとyouさんは当時判断したのではないでしょうか。

簡略化ポイント

実際に自分もしているのですが、特にサビ部分はほとんど1回目のサビをコピーするだけでいいと思います。

Bメロはトップの音(ほとんど1弦)が微妙に変わってるパターンなので

これを省略して1度と5度のパワーコードで弾き通すのもありだと思います。

必要テクニック

  • 単音カッティング…Aメロ
  • ワウ…Aメロ
  • チョーキング…ギターソロ
  • スライド…ギターソロラスト

Speed(80)

2021/8/28公開

解説

原曲のAメロがおそらく16分のブリッジミュートで、コードトーンを弾いていますがこれが難しいです。

ただ、それ以外はバッキングのリズム面に若干気をつければそこまで難しくはないです。

ソロも少し速弾きはありますが、無理な難易度ではないです。

ソロの最後の方にタッピングもありますが、レガートで下降した後に入るので準備がしやすく一瞬で終了することもありそこまで難しくはないです。

簡略化ポイント

原曲のAメロで弾いている16分のブリッジミュートは僕の弾いてみた動画の2回目のAメロで弾いている形にしていいと思います。

youさんもFATE or FORTUNEまでは原曲通りに弾いてますが大阪城ホールのライブ以降は簡略化しています。

大阪城ホールでは1回目のAメロはパワーコードを弾いているだけでブリッジミュートの刻みはしていないのでお好みで省略していいと思います。

僕も今後Speedを演奏する機会があったら原曲版は弾かないと思います…

必要テクニック

  • 高音弦のブリッジミュート…Aメロ
  • 休符を意識したパワーコード…Aメロ(2回目)、サビ
  • ユニゾンチョーキング…ギターソロ
  • レガート…ギターソロ
  • タッピング…ギターソロ

ICE(70)

2021/5/9公開

解説

BPMが180とかなり速いです。

バッキングはそこまで難しくないです。

ギターソロ前の間奏で突然16分のブリッジミュートが入るが8分に省略してもあまり違和感はないです。

ギターソロは始まりが難しいです。

このBPMで16分はなかなかの速さですが、ここが難しいだけでそれ以外はそこまでではないです。

ギターソロ最後の速弾きもほとんど1弦を弾いているだけなので難しくないです。

簡略化ポイント

ギターソロの始まりはタッピングが出来る方は大阪城ホールライブの演奏のほうが簡単かもしれないです。

また、これも人によりますがサビはJDA後期のライブ演奏では16分のブリッジミュート刻みになってるので

こちらの方がいい方もいるかもしれないです。

必要テクニック

  • カッティング…イントロ
  • 16分のブリッジミュート…間奏
  • ラン奏法…ギターソロラスト

WILD FANG(70)

2021/12/24公開

Aメロの別パートは 2022/1/29公開

解説

『JOKER』収録のアルバム曲。

曲中に速弾きはほぼないため、取り掛かりやすいと思いがちですが、全編通して弾く機会の多いリフが非常に厄介。ノイズ対策を意識しないと、かなりひどいことになります。

一番難しいのはギターソロ前の間奏で、ここは運指的にかなり複雑でそのまま弾くとノイズまみれになります。

ギターソロも速弾きはないものの、リズム的に気を抜くとおかしいことになりがちな上にチョーキングを多用するため、繊細さも求められます。

簡略ポイント

ギターに限らずですが、全パートがしっかりと構築されているので簡略化できるポイントは1回目のAメロくらいしかないかなと思います。12月公開の動画では、右チャンネルの方を弾きました。後に左チャンネルの方も弾きましたが、難易度的に差はそこまでなかったです。
簡略化するのであれば、ルート音だけミュートをかけて弾くとかが良いかと思います。

必須テクニック

  • チョーキング…サビ、ギターソロ
  • 16分のブリッジミュート…Aメロ
  • ミュート(ノイズを出さないで弾く)…サビ、Aメロ、ギターソロ前の間奏

FREEDOM(65)

2022/2/13公開

解説

17枚目のシングル曲。アルバム『ARCADIA』にも収録。

リフはリズムに若干癖があるものの、2回目のサビ途中くらいまでは結構弾きやすいです。
ハーモニクス以降、段々と難易度が高くなっていきます。
ギターソロ前の16分開放弦フレーズ~Cメロのボリューム奏法辺りはこの曲の中では難しめです。
また、ボリューム奏法はペダルを使って弾いています。

ギターソロの最後に6連符フルピッキングがあったり、ボリューム奏法のペダルのコントロールが必要だったり、細かいテクニックは要求されるのですが、どれも現実的に頑張れば出来るレベルに収まっていると思います。

また、後述しますが難易度が高めのところはある程度簡略化が可能なので、僕はJanne Da Arcのロック系の曲を弾いてみたい方にはこの曲をおすすめします

簡略化ポイント

大きく3つあります。

  • 6連符フルピッキングはそれぞれの弦の最初の1音だけピックで弾いて、後はハンマリングで弾いても良いと思います。これだけで、だいぶ難易度が変わると思います。
  • アーミングは使わなくてもあまり違和感はないと思います。
  • ボリューム奏法もピッキングの強弱で何とかなる…かもしれません。(保証は出来ませんが)

これらを簡略化すれば、難易度が高めのところはサビの16分の開放弦を交えたフレーズくらいになるかなと思います。ここはちょっと簡略化は思い浮かばないので、要練習ですね…。

必要テクニック

  • ハーモニクス…サビ
  • ボリューム奏法…Cメロ
  • アーミング(アームビブラート、アームダウン)…サビ、Cメロ

難易度:普通

メビウス(50)

2020/9/12公開

解説

Bメロのバッキングのコードやサビのバッキングのリズムが難しめですが、それ以外はそこまでではないです。

ギターソロは最初の方のキーボードとのユニゾンは普段よく弾くスケールではないので慣れるまでが大変かもしれないです。

ギターソロ最後の方の速弾きも速度的には大したことはないですが、

コードトーンを弾く形になってたと思うので指が絡まりやすいかもしれないです。

簡略化ポイント

サビのピッキングハーモニクスは省略してもいいかと思います。

Bメロ、サビ、ギターソロ前で使われている数々のコードも1度と5度のパワーコードに省略可能です。

必要テクニック

  • ピッキングハーモニクス…サビ
  • ユニゾン…ギターソロ
  • 1音半チョーキング…ギターソロ

難易度:やさしめ

振り向けば… (20)

2020/8/12公開

解説

アウトロのアルペジオ(原曲ではイントロやサビ後の間奏にもあります)は音が途切れやすかったり、サビのオクターブ奏法は動きが多くてやや難しめだったりしますが、他の曲と比較するとそこまででもないです。

ギターソロも一瞬6連符がありますがハンマリングだけなので大したことはないです。

ギターソロラストのスライドを絡めたアルペジオフレーズ連発が若干きついですがアルペジオを弾くことに慣れていれば問題ないです。

ギターソロ前にピックアップをセンターに切り替えた方がより原曲の音色に近づきます。

簡略化ポイント

アルペジオとコードのどちらが得意かにもよりますが、イントロ、間奏、アウトロはお好みでどちらかのみ弾くことで簡略化可能です。

Bメロもコードを弾くだけでカッティング的なことはしなくてもいいかと思います。

サビはオクターブ奏法でなく、1度と5度のパワーコードでも雰囲気は出ます。

ギターソロ前のピックアップ切り替えもせずにそのまま弾いてもいいかなと思います。

必要テクニック

  • アルペジオ(バッキング)…イントロ、間奏、アウトロ、Aメロ(2回目)
  • ハンマリング…ギターソロ
  • アルペジオ(単音)…ギターソロ

更新履歴

2022/5/20

  • Jesus Christを追記しました。

2022/2/13

  • 更新履歴を追加しました。
  • FREEDOMを追記しました。
  • 文章のレイアウト調整を行いました。
タイトルとURLをコピーしました