曲を一言で表すと
ピアノ、ベース、ドラムが作る美しい世界
はじめに
本企画はこれまでアニメが関係している曲を紹介してきましたが、今回は正統派ジャズ・フュージョンの紹介です。
曲の紹介
イギリス出身のピアノ・トリオの『GOGO PENGUIN』が2019年に発売したEP『Ocean In A Drop』に収録されている曲です。
初披露されたのは2016年のライブでした。
ピアノ、ベース、ドラムの3パートで構成された楽曲で演奏時間は4分台とジャズフュージョン系の楽曲にしては短めかなと思います。
楽曲としては、主に左チャンネルから聴こえてくるピアノのメロディーが曲中に繰り返し使用されます。
これを元に、どんどんピアノ、ベース、ドラムがそれぞれが担当する領域でどんどん曲を展開していきます。
この「それぞれが担当する領域で」という部分がとても素晴らしく、他者の邪魔はせずに楽曲を盛り上げています。
どこが良いと思ったのか?
(歌詞がなくても)情景を思い浮かばせてくれるところです。
この楽曲を聴いて、皆さんはどのような景色が見えましたでしょうか?
僕は「どんどん海の底に沈んでいき深海にたどり着く」景色が湧きます。
目を閉じて聴いているだけで、海の中にいるような感覚になります。
ピアノの綺麗な音がここまで鮮明に情景を脳裏に焼き付けてくるのかなと感じます。
まとめ
GOGO PENGUINという可愛らしい名前からはあまり結びつかない、とても綺麗な楽曲の『Ocean In A Drop』。
僕としては後世に語り継ぎたい名曲中の名曲であり、死ぬ前に聞きたい曲の一つです。そのくらい好きです。
ライブでもぜひ聴いてみたい楽曲です!