2021年5月9日にJanne Da ArcのICEの演奏動画をアップロードしました。
Janne Da Arc全曲弾いてみたシリーズ6曲目で、25年目の結成日にアップロードしました。
活動初期の代表曲で、Janne Da Arcが注目を浴びるきっかけとなった曲でもあります。
動画内でも解説をしていますが、この記事でも改めてギター演奏について解説をしようと思います!
全体的な難易度
他のJanne Da Arcの曲と比べるとそこまで難しくありません。
高難易度なところはギターソロの一番最初くらいで、他はそこそこ練習をすれば弾けるのではないかと思います。
イントロ
カッティングとパワーコードの組み合わせがメイン。
12小節は動画内コメントにもある通り、3拍目と4拍目は16分のカッティングが原曲には入っているように聴こえましたが、録音時は弾くことを忘れていました…。
でも、正直16分のカッティングにしなくてもそこまで違和感はないと思います。
17小節からのスカっぽいカッティングは、この曲のBPMが180とかなり速いので結構苦労します。
17小節~Aメロに入るまでのところはギターソロ後に再登場しますが、体感としてはこちらの方がリズム的にもたつきやすいです。
ギターソロを弾き終えて安心しているところにぶつけられると、なかなか厳しいところが…。
その後のパワーコードをじゃかじゃか弾いているところは特に語るところはありません。
Aメロ
パワーコードや単音フレーズなど。
単音フレーズはミュートが入っているところとそうでないところに差があるなど、譜面を見た限りだと難しく思われるかもしれませんが、Aメロのギターは演奏する音がほぼ同じです。
そのため、1回練習してマスターすればAメロは乗り切れます。
Bメロ
パワーコード、アルペジオなど。
パワーコード主体のため、Aメロより簡単です。
55小節などのフレーズも難しいところはないと思います。
サビ
単音フレーズなど。
ここもそれでもまだ比較的簡単な方かと思います。
ちなみにyouさんはライブでは全然別のフレーズを弾いています。
パワーコードとブリッジミュートの組み合わせとなっているので、ライブ版の方が難しいですね。
ライブならではの勢いを出すために演奏を変えたのではないか、と推測しています。
80小節のようなサビ最後のキメフレーズもパターンが分かればそこまで難しくないと思います。
最後の5弦4フレットにピッキングハーモニクスを入れると、より原曲のニュアンスに近づきます。
間奏
ここから難しくなります。
基本はパワーコード+ルート音のブリッジミュートの演奏なのですが、4小節ごとにブリッジミュートのところが16分音符となります。
もたつくことなく弾きこなすのは、このBPMだと難しいですね。
ギターソロ
89小節からギターソロが始まりますが、89小節~92小節がこの曲で一番難しかったです。
指のストレッチもややきつく、速度もかなりのものなので苦労しました…。
ICEのコピーの時はここを一番練習しました。
ゆっくりとした速度から確実に練習していくのが良いと思います。
また、動画内のコメントでも触れていますが原曲がかなり耳コピがしづらかったので、タブ譜の正確性には欠けるかもしれません..。全く間違っているということはないと思いますが。
また、ここもライブ版ではyouさんは全く別のフレーズを弾いています。例えば、『Live 2005 “Dearly” at Osaka-jo Hall 03.27』ではタッピングを使った始まりとなっています。確証は持てませんが、ライブ版の方が簡単な気がします。
93小節~100小節はyouさんもライブで割とこのまま弾いていることからも、ギターソロの核と言えるメロディーパート。
99小節はピッキングしながらスライドをしているように聴こえました。
ここは苦労するところはないのではないかな、と思います。
ラストの101小節以降も速弾きがありますが、ここはランフレーズ風でほとんど同じ音をひたすら繰り返すだけなので見た目ほど難易度は高くありません。
101小節の2~4拍だけ若干違うフレーズを弾いていることだけ注意すれば、ギターソロ冒頭よりは難易度は低いです。
アウトロ
コード進行的にはギターソロ前の間奏と同じなのですが、フレーズはタブ譜の通りパワーコードのみで弾いているように聴こえました。
リズムが合っているか曖昧ですが、概ねタブ譜のような弾き方だと思います。
まとめ
- バッキングはイントロが一番難しい。ボーカルがあるセクションはそこまで難易度は高くない。
- ギターソロは始まりの3小節がかなり難しい。