はじめに
2019年に原曲を公開した曲です。
2021年にドラムパートの見直しとキーボードパートを追加したリメイク版を公開しています。
記事公開時点ではライブでは毎回演奏しています。
楽曲について
原曲は2014年くらいには存在していたと思います。
歌詞の原型は記憶が正しければ福岡行の飛行機の中で書いて、窓から雲や海を見下ろしながら書いたのでそれが若干影響している気がします。
そこからワンコーラスほど作ったまま放置していて、2019年に公開するに辺り諸々調整をしたと思います。
1日1曲という、デモ曲を毎日公開する企画をしていた時もこの曲は候補としてずっと頭の中にあったのですが、楽曲の全体像がはっきり見えていたので1日1曲では使わないようにしていました。
楽曲を作った時は全体的にJUDY AND MARYっぽさを意識していました。
一時期、Twitterでこの曲の弾いてみた動画を結構出していたのですが割と反響もらえてとても嬉しかったです…!
こだわったポイント
弾いていて楽しいギター
ライブで毎回演奏する理由の1つですが、この曲のギターは弾いていてとても楽しいです。
そうなるように狙って作っています。
運指的にも無茶なところはないようにしましたし、ギターソロ前の間奏のタッピングパートも曲に溶け込むようにうまく作れたかな…と個人的には思います。
ギターソロのラストの速弾きもプリングを多用したランフレーズとなっていて、難易度はそこまで高くないかなと思います。
各楽器について
ボーカル
太陽の花と比較すると、1日1曲を経てから作ったこともあり、まだボカロの調教を掴めてきた時期に作っていますがそれでももうちょっと良くなるかな…とは思います。
歌詞については「どこかにいなくなる」ことを意識して書きましたが、深いテーマ性とかはなく勢いで書いたところも多々あります…。
ギター
前述通り、弾いていて楽しくなることをかなり意識してフレーズを考えました。
イントロはパワーコードをブリッジミュートしています。
そこから続く間奏はGコードのパワーコードを弾きつつ、ルート音をコード進行に合わせて弾くというやや強引な弾き方をしています。メロディーを厚く支えるギターを入れることを意識しました。
Aメロはブリッジミュートとアルペジオを絡めたフレーズで、ここが個人的に弾いていて楽しいなーと思います。
2回目のAメロはワウペダルを使って演奏しています。ただ、ライブで再現したことは無い気がします…。ワウペダルを持って行かなかったので。ライブ時は1回目のAメロと同じフレーズを弾いていましたね。
Bメロはクリシェとなっていて、アルペジオをひたすら弾くというフレーズです。
サビに入る前の繋ぎのフレーズは毎回違うのですが、大部分において当時覚えたてのトライアドを思いっきり使っています。
サビは一転してパワーコードをひたすら弾くというパンクっぽいセクションにしました。
タッピングフレーズは僕の手癖が割と出ていて、結構手の移動が激しいです。
ギターソロ前の上昇フレーズよりはアウトロ最後の休符を挟んでから一気に下降するところの方が難易度は高いですね。
ベース
この曲のベースも割とルートをひたすら刻むだけで特別なことをあまりしていないと思います。
キーボード
原曲版では間奏のメロディーを演奏する程度となっていますが、21年版ではかなり目立つように各セクションにこのパートを入れています。
Janne Da Arcの弾いてみた動画をいくつかやった影響が思いっきり出ていますが、これは意図的でJanne Da Arcの弾いてみた動画をやって学んだことを出したかったというところが大きかったです。
ボーカルのメロディーに負けないメロディーをサビなどで入れてみました。
ドラム
原曲版はそんなに派手じゃないですが、これもJanne Da Arcの弾いてみた動画の成果が出ていて、とにかくパワフルで派手で曲をより盛り上げるドラムを意識しました。
ギターソロパートのドラムはJanne Da Arcというよりは淳士さんの影響が出ているような気がしますが…笑
Bメロのドラムを作り込むのが結構苦労しましたね。
まとめ
この曲もだいぶ前の曲ですが、粗削りなところがありつつ、振り返ってみても良い曲だなーと思います。
他の方にも「この曲いいよね」と言ってもらえたことがあり、とても嬉しかったです。
次回のライブはいつか分かりませんが、またこの曲を弾きたいです!